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2006年1月13日 (金)

あまちゃづる茶

○あまちゃづる茶

 あまちゃづる(甘茶蔓)はウリ科の多年草蔓草で、日本のどこにでも、特に産地やヤブ際などに生えている。有名になるまでは雑草としてみられて、ほとんどかえりみられなかったのであるが、1977年、徳島文理大学薬学部の竹本常松が日本生薬学会で発表したのがきっかりとなり、にわかに脚光を浴びた。

 竹本の研究によれば、あまちゃづるには薬用人参と同じ有効成分があるとされる。抽出された成分は50種以上のサポニンで、そのうちの4種類が薬用人参と同じ構造をもつジンセノサイドで、中枢神経に対して鎮静作用と興奮作用の双方に作用する効果を持っている。そのほかのサポニンは、全く新しく発見されたものばかりで、これら新種サポニンの薬理効果については研究が続行されているが、その成果の一つとして、ラットへの高ショ糖食の長期摂取によって引き起こされる高脂血症があまちゃづるサポニンの投与によって、予防できることが報告され、さらに血小板からの血栓誘発物質であるトロンボキサンA-2生成を抑制することも報告されている。

 あまちゃづるサポニンは鎮静作用として働くものの方が多く、興奮作用に働くものは、ほとんど見出されていないことから、あまちゃづるは、ストレスの多い現代時にとってまことにタイムリーな出現といえよう。ストレスが引き起こす障害は枚挙にいとまないが、それらの障害はこのアマチャズルの鎮静作用によって、ほどよく解消されそうだ。

 ちなみに、これまでの体験例などからその有効と思われる病気をあげてみると、胃痛、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、便秘、下痢、偏頭痛、神経痛、肩こり、腰痛、気管支炎、喘息、高血圧、低血圧、糖尿病といった病気があげられる。リウマチや白髪に効くという例もある。

 要するに、ストレスによって惹き起こされる全ての症状に対して、プラスに働く可能性が高い。他の例と同じく臨床的にはっきりした裏づけが取れないものもあるが、服用者が自覚症状の消失・軽減を証言していることを無視するわけにはいかないだろう。

 あまちゃづるという名のとおり、糖質が多いため甘みがあり、子供でも抵抗なく飲めるところがいい。一家揃って飲む健康茶として推賞できる。ティースタイルで服用する商品が多数売り出されているが、自宅のプランターなどで手軽に栽培したあまちゃづるの葉や茎を切り分け、天日に生乾きに乾燥させて、細かく裁断し、さらに日陰でカラカラに干しあげれば、自分で作ることができる。それに熱湯を注いで、お茶のようにして飲む。

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