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2005年12月21日 (水)

シイタケ

○シイタケ

 シイタケは(椎茸)は日本人の食生活に欠かせないシメジ科の食用菌で、江戸時代中頃にはすでに栽培されていたが、「原木(榾木)栽培」やおが屑栽培(菌床栽培)などの人工栽培法が確立したのは昭和に入ってからで、昭和30年代以降は年間を通じて生シイタケが供給されている。

 中国でもその香りや味か好まれ「香蕈、香菌」などの字が充てられるとともに、古くからその健康効果が認められてきた。明治初期に呉端(医者)は「シイタケは気を益し、飢えず、風を治し、血を破る」と「日用本草」(1620年)に記載しており、その認識は現代中国医学にも引き継がれ「中国薬用真菌」(1974年)には「気力を高め、五風(風邪・中風・痛風・瘋癲・頭痛)を改善し、血液を固まらせないように保ち、体内の余分な水分を防ぎ、気力を調える。そして肝硬変を予防し、血中コレステロールを下げ、動脈硬化や血管の弱くなるのを防ぎ、常食すればガンを予防できる」と記されている。この記載の正しいことはわが国の現代医学でも立証済みで、子実体から抽出されたレンチナンという多糖体は、抗ガン剤として認可(胃ガンの注射薬、1985年)されている。レンチナンにはまた、その他の機能として、抗菌、エイズへの有効性を含む抗ウイルス作用、免疫細胞の活性化(生体防御機能の増強)作用などが見出されている。

 シイタケは栄養的にはビタミンDの前駆体であるエルゴステロールの含有量が多く、これがカルシウムの吸収を高めるほか、ビタミンB1は心臓肥大を防いで炭水化物の代謝を促進し、B2は脂肪の過酸化を抑制して動脈硬化を防ぎ、B6は皮膚炎・貧血・糖尿病などに有効である。さらにビタミンB群とカリウム、食物繊維などの相乗効果による抗血栓作用、さらにエリタデニン(レンチナシン)という核酸誘導体の働きも加わって、血行改善、血中コレステロール値の改善、高血圧、動脈硬化、肥満、便秘、美容などへの効果が期待されている。

 このようなシイタケの機能性の恩恵を積極的に享受する目的で、シイタケ子実体から抽出したエキス、またそれを粉末化して製品とした健康食品が供給されている。

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