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2005年12月23日 (金)

ガルシニア・カンボジア(HCA)

○ガルシニア・カンボジア(HCA)

 ガルシニア・カンボジアは南アジア(南インドやスリランカなど)の多雨低地帯に自生するオトギリソウ科の果樹で、別名をゴラカ、またはタマリンドマラバールという。オレンジ大の縦溝のある黄色もしくは赤い果実には酸味があり、現地では古くから調味料としてカレーのスパイスやライムの代用にも使われてきた。

 健康食品として注目されるようになったのは、1994年にアメリカで”食べながら痩せられるダイエット素材”として人気を呼んだことが始まりである。ガルシニア・カンボジアの果皮には、ヒドロキシクエン酸(HCA)という物質が含まれている。これは柑橘類に多く含まれるクエン酸に似た物質で、1960年代初めに植物の有益な成分を探す過程で発見され研究が続けられてきたが、次のようなダイエット効果のあることがわかったのである。

 すなわち、食べた糖質や脂肪は体内でブドウ糖に分解されてエネルギー源となるが、エネルギーに使われなかった余剰分はATPクエン酸リアーゼという酵素の働きで脂肪となり、体脂肪として蓄積される。これが肥満の原因となるのであるが、食前にガルシニア食品を摂っておくと、HCAが酵素に結合してその働きを阻害するので脂肪がつきにくく、そのため食べても太らないという結果になるのである。カロリーは十分なので、疲労や倦怠も起こらないで済む。

 さらに、体脂肪にならなかったブドウ糖はグリコーゲンとなり、食後の血糖値がゆっくりと減じていく効果とグリコーゲンが蓄積する効果が相乗的に働いて、満腹中枢が刺激されるために空腹感を感じにくくなり、食事の量が自然に減っていく。また、ブドウ糖が体脂肪に変化するときには体に必要な脂肪酸も一緒にできるのだが、その産生がHCAによってブロックされるために、体の中では蓄積された脂肪を分解してその不足を補おうとするために、効率的に体脂肪を減らせるということになるのである。

 アメリカで1993年に行われた二重盲検法による臨床試験では、標準体重より14~45%重い男女40人(21~55歳)を2組に分け、どちらにも同じ食事指導をしながら、一方にだけガルシニアエキスを使用したところ、その組(23人)は8週間で5キロ体重が減ったのに対し、使わなかった組は1.9キロしか減らなかったという結果を得ている。

 ガルシニア・カンボジアの健康機能性では、運動持久力を高める効果も見出されている。日本ハム商品技術研究所と日本新薬食品開発研究所、韓国老人健康研究所の共同研究「ガルシニアエキス入りハムの人の活動力に及ぼす影響」(2000年11月、第3回日本補完・代替医療学会で発表)によると、韓国の大学でサッカー選手6人にガルシニアエキス入りボンレスハムを毎朝50g、5日間食させ、その効果をエルゴメーター(固定式自転車)による運動負荷後の選手の体力測定により検証したところ、ガルシニアエキスを含まないハム摂取時に比べ、運動開始時から脂肪酸酸化量が増加し、高負荷条件で体力が尽きるまで運動できた時間が延長するなどの効果が確認された。同研究ではさらに、ガルシニアエキスに脂肪燃焼速度を増加させる機能も見出している。研究グループでは、この機能を活かし、タンパク質を補給しながら脂肪の燃焼速度を高め、運動エネルギーの増加が見込めるような畜産製品の開発が期待できるとしている。

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